グリーが未成年者733人に2800万円を返還

 ソーシャルゲーム最大手グリーは7日は、昨年の約半年間、SNS「GREE」で未成年者の使用設定上限を超えて利用できる状態になっていたことが判明したため、ユーザーに該当金額を返金すると発表した。

 同社によると、昨年4月26日から9月7日の期間中、携帯電話向けのGREEで、未成年でクレジットカード支払いを選択した場合に、利用金額の上限である(15歳以下月間5000円、16歳以上19歳以下月間1万円)という制限を超えて決済できる状態となっていた。該当者は、のべ733人で、期間中の上限超過額は総額2811万4470円だった。

 原因は、フィーチャーフォンのクレジットカード決済機能への利用上限フィルタが正しく設定されていなかったという。現在は検証ツールを強化するなどの再発防止措置を実施しているという。

 該当者には、手続きにしたがって料金を返還するという。

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