9日の東京株式市場は続落し、日経平均株価は前日比102.39円安の1万405.67円で取引が始まった。東証株価指数(TOPIX)は、同8.69ポイント安の863.19で始まった。
前日の米国株式市場は下落し、NYダウは55.44ドル安、ナスダックは7ポイント安となった。企業の決算発表を見極めようとの思惑から、大きな取引とはならずだった。
東京市場は、円相場の下落が一服したこともあり、自動車などの輸出関連、金融などが売られている。東証1部の値上がり銘柄は4分の1程度にとどまっている。一方、土地の含み益が意識されるテアトル、東京都競馬などが買われている。
年末からの上値を追う展開が急だったため過熱感で利益確定売りが出ている。しかし、リスクオンの流れは止まっていないようで、マザーズ指数は続伸している。