祖父母が孫に教育資金を贈与した際に一定額を非課税にする措置を検討していることが伝わり、9日の東京株式市場では、老人のタンス預金が塾に流れ込むとの思惑から、学習塾銘柄が軒並みストップ高となった。
午後に入ってこの話題が伝わり、後場では、栄光ホールディングス、学研ホールディングス、進学会などがストップ高に。
全体の上昇率1位が大証2部の京進で37.88%、2位学研HDの33.76%、3位が資格学校のTAC、4位城南進学研究所、5位市進HD、6位東京個別指導学院となった。1~6位までが学習塾と専門学校が占める結果に。
1000万円~1500万円程度が上限になりそうで、数年間の時限措置となる見通しだという。