解雇、そして新たな「犠牲者」が…
スポンサーの接待ならまだしも、王征氏の友人の誕生日会にも出席させられることもあり、嫌気がさしたようだ。馮雪冰さんは今年3月まで契約期間は残るが、既に休暇届を出しており、ATV局とは一線を引いた状態という。
昨年、ATV局の経営者が王征氏になり、所属タレントに対する処遇が変化しているのも大きな原因かもしれない。「ミス・アジア」コンテストでは20年来、グランプリには王冠など豪華な賞品が渡されていた。
だが、王氏主導で行われたコンテストでは、王冠は賞品ではなく、単なる小道具に。また、この度、所属する4人のタレントに解雇が言い渡され、理由はただ、「言う事を聞かなかったから」。本当の理由は、洗脳レッスンへの参加を拒否したからとも伝わる。
一方で、王氏に気に入られ、思わぬチャンスが広がっているタレントも。最近、最も好かれているのは18歳の楊正軍(Yang zheng jun)さんと噂される。
王氏の言いなりを拒んだ馮雪冰さんだが、「ミス・アジア」の予選期間から、抜群の人気を集めてきた。逸材だけに今後が注目されている。