日経平均は77円高、甘利発言で伸び悩む

 15日の東京株式市場は、甘利明経済財政・再生相による円安警戒発言もあり、後場に入ってからは伸び悩み、日経平均株価は前週末比77.51円高の1万879.8円で取引を終えた。

 閣議後の記者会見で、甘利明経済財政・再生相は、過度な円安による国民生活への影響について懸念した発言を行い、外国為替市場も反応。円安も一服し、相場の伸びをけん引している輸出関連銘柄も利益確定売りに押されるなどした。

 上昇率ランキングでは、94.12%のクロニクル、50.00%のサハダイヤモンドなど値動きの良い小型株が上位を占めた。

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