中国電子商取引最大手のアリババ・グループの創業者、馬雲(ジャック・マー)最高経営責任者(CEO)は、5月10日までに退任することを15日明らかにした。会長職にはとどまる。
馬氏がNYタイムズのインタビューで明らかにしたもので、「わたしはもう48歳だ。このような急速に成長するビジネスを行うには若くはない」として後進に道を譲る考えを述べた。また、「わたしはとてもアクティブで完全に引退することはできない」とも付け加え、会長職にとどまりサポートを行う。
馬氏はアリババを起業し、電子商取引業界のトップ企業に育て上げたカリスマでもある。ただここに来て若手が育ってきたことや、今後のさらなる急成長を目指して、経営陣が大幅に入れ替わることになる見通し。
馬雲氏