「自転車に乗って笑うより、ベンツで泣いた方がマシ」は本当か?

 「自転車に乗って笑うより、ベンツで泣いた方がましよ」。

 これは、中国の女性タレントがあるお見合い番組で発言したものだ。就職難、住宅価格の上昇、貧富の差の拡大。こうした社会では、大金持ちと結婚する事が何よりも勝ち組なのだ。大富豪とのお見合いパーティーも各地で開催され、毎回多くの女性たちが参加しているという。


 そんな中、富豪との結婚を夢見る人にとっては少し残念かもしれない調査結果が発表された。中国建設銀行などによる「2012年中国財富報告」は、中国富豪の中で未婚の人は、たったの1%で、残り99%は既婚者と明らかにした。このうち、子供がいる人は96%に上った。世間体を気にする富裕層にとって、家庭を持つ事も一つのステイタスになっているのかもしれない。

 富豪の大部分は40歳から49歳。男女比は1.27:1と、実は女性富豪の割合も高い。ちなみに、大学を出ている人は6割以上だった。この調査は、中国全土の資産総額600万元以上(約7800万円以上)の1900人あまりを対象に行われたもの。結局、富豪との結婚は狭すぎる門なのだ。

 この他、調査報告では貧富の格差拡大を警告した。それによると、既に中国における貧富の格差は世界最大級となっており、最も豊な10%の人と最も貧しい10%の人の収入格差は65倍に達している。

 “富める人は益々豊かになり、貧しい人は益々貧しくなっている”状態なのだ。また地域別格差も激しく、北京、上海、広東省などの5つの省で、高額所得者家庭は10万戸を超え、中国全土の40%以上を占めた。中でも富裕層は北京に集中しており総数は200戸、一方、貴州、チベット、河南などは、数万戸ある世帯のうち高額所得者は20戸前後しかなく、最も少ない地域だった。

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