TLホールディングスは21日、第三者割当増資先(個人)が300株を市場内で売却したと発表した。早急な現金化が必要との理由だという。
同社は昨年末に斉藤孝氏に1万6129株の第三者割当増資を行った。今年の1月21日に、市場内で300株を売却したという。譲渡価格は535円だという。
理由は「斉藤氏は急きょ現金が必要となり、他の資産では早急な現金化が不可能なため、急な現金化が可能な当該株式の一部売却を行った」と説明している。
TLホールディングスは以前に、第三者割当増資先が譲渡をした際に報告義務を怠ったことがあり、過去には「業務多忙から失念したため報告遅延が生じた」と説明したり、譲渡先が失念していたこともあった。
そのため、今回の対応については「今回は株式譲渡日当日に報告を受け、報告義務については改善されています」としている。