ゴルフ場運営大手PGMが、同アコーディアゴルフに仕掛けたTOB(株式公開買い付け)は結果として失敗に終わり、仕掛けたPGM側は今後の方針転換も迫られる格好となった。今回のTOBの条件のハードルは低いと見られていたが、そのムードを変えたのが旧「村上ファンド」の残党である投資会社「レノ」だ。
株主の関心も高く
レノが入るビル(中央左)
株主が聞きたいことは、当然レノについて。しかし、会社側は「個別の株主へのコメントは差し控えさせていただきたい」という説明で終わったそうだ。
株主の間でも、嫌が上でも期待が高まっていたということだ。
株主の一人は「レノは何らかの要求を出してくるはずで、株主にとっては、メリットになると思いましたから」と話す。
レノは、その通り出してきた。