米Apple純利益の伸び止まる(10~12月期)

 アップルが23日発表した13年度第1四半期決算(10~12月)で、売上高は前年同期比18%増の545億ドルだったが、純利益はほぼ同じで131億ドルだった。

 主力商品であるiPhoneの販売台数が4780万台、iPadが2290万台となり、いずれも四半期ベースでは過去最高の売上台数を記録した。しかし、製造などの関連コストが増大したために、利益率が低下したことが純利益の頭を押さえた。粗利益率が前四半期の44.7%から38.6%に低下している。

 これを受けて、アップル株はこの日の時間外取引で約10%下落している。

 売上の構成比率としては、iPhone56%、iPad20%、Mac10%となっている。

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