米ヘッジファンド運用会社アパルーサ・マネジメント創業者デビッド・テッパー氏が、米国株についてリターンを見込めるとの強気な見通しを示した。ブルームバーグTVに出演して語ったもの。
テッパー氏は現在、シティ、グッドイヤータイヤ、アップルなどを大量保有しており、2012年は30%のリターンをあげている。
さらに今年は、「米国株を買えば、20~25%程度のリターンは可能だろう」と強気な見通しを示した。現在は、株式がほかの投資対象と比べて割安にあるからだという。
司会者からウォール街にいたころの話を振られたが、「クレイジーだ。セルサイドで働くよりも、マクドナルドで働きたい」と語る場面もあった。
ちなみに、テッパー氏は、マクドナルドで職を求めたこともあったが、雇ってもらえなかった経歴を持つという。
テッパー氏は、ディストレス投資を得意としており、株価の回復局面に強く、2009年のヘッジファンドマネージャー年収ランキングで、当時としては史上最高額の3700億円を得て1位となったこともある。
デビッド・テッパー氏
ウォール街にいたころのテッパー氏
(ブルームバーグTVより)