24日の米アップルの株価は、前日比63.51ドル安(-12.35%)となる、1株=450.50ドルと大きく下落して取引を終えた。前日に発表された四半期決算で、利益の伸びが止まったことを受けての成長に関しての懸念が株価に反映している。約1年ぶりの安値水準となった。
第1四半期(10~12月)の決算で、クリスマス商戦に最新モデルのiPhone5が投入されたにも関わらず、販売台数、売上高こそ伸長したものの、純利益は対前年比でわずか0.1%増にとどまった。
昨年9月に上場来高値となる1株=702.10ドルを記録。1000ドル突破という強気予想も出ていたが、そこからは約500億ドル(約4兆5000億円)の時価総額が失われたことになる。