25日の東京株式市場は大幅反発し、日経平均株価は前日比176.43円高の1万797.30円で取引が始まった。現在は上げ幅を200円以上に拡大している。東証株価指数(TOPIX)は、同12.24ポイント高の909.86で始まった。
24日の米国株式市場では、NYダウは46ドル高、ナスダックは23ポイント安となった。週間新規失業保険申請件数が事前の市場予想よりも少なかったが、アップルの成長が止まったことなどを受けて、ハイテク関連は下落した。
東京市場では、日銀の緩和政策が続くとの見方から、外国為替市場で円が1ドル=90円台に乗せ、主力の輸出関連銘柄を中心に幅広く買いが入っている。
個別では、リチウムイオン電池事業で事業統合を検討していると報じられたソニー、日産自動車、NECが寄りつきから買われている。