30代で年収3000万円を実現する方法(5)

30代で年収3000万円の近道は「会社に利益をもたらす人になること」

 30代で年収3000万円を実現した人を100人以上調査したところ、9割以上が経営者、もしくは個人事業主(自営業・専門職)でした。もちろん、サラリーマンもいましたが、ほとんどが経営幹部で経営者と同じような立場でした。

下積みから自分で事業が道筋


 このことは、30代で年収3000万円を実現するためには最終的に会社を立ち上げて経営者になるか、自分自身の経験や人脈、ノウハウをベースとして個人事業主・専門家になることが合理的な道筋であることを指しています。

 短く言うと、下積みを経て、自分で事業を始めることが30代年収3000万円への大きな道であるわけです。

 「自分で事業を始める」と簡単に言いますが、実際にそれを行動に移すのは非常に大変です。

 そもそも、新しく事業を始めて1年以内に廃業する割合は30%とも40%とも言われます。起業から10年以内に廃業する割合は80%とも90%とも言われます。

 そこで生き残って、かつ、さらに儲けることで年収3000万円は達成できるハードルなのですから、極めて高いハードルであると言えます。ただ、それはある意味公平な仕組みです。ハイリスク・ハイリターンだからです。

1 2 3 4
よかったらシェアしてね!
目次
閉じる