大富豪でベイニューヨーク市長のマイケル・ブルームバーグ氏(70)がこのたび、米ジョンズ・ホプキンス大学に3億5000万ドルをこのたび寄贈し、同大への合計の寄贈額が10億ドル(約900億円)となり、1校に対する希望額としては、世界初の10億ドルを突破した。
ブルームバーグ氏は、1964年にジョンズ・ホプキンス大学の電気工学科を卒業。ソロモン・ブラザーズでパートナーにまで上り詰め、1981年にブルームバーグを設立した。現在はNY市長でもある。
同大への寄贈は、20年以上にわたるもので、学生への奨学金、学術研究の費用、学園の運営資金など多岐にわたるという。
同氏の総資産は、フォーブスによると220億ドル(約2兆円)。寄贈額は資産の5%に満たないものだが、1校あたりの寄付額としては破格の金額となる。
街を視察するブルームバーグ氏(公式FBより)