韓国のソウル地方弁護士会会長の選挙が28日、ソウル市内のホテルで行われ、35歳という異例の若さでナ・スンチョル氏が当選を果たした。
地元メディアによると、選挙には6人が立候補し、最多得票2人による決選投票でナ・スンチョル氏が当選した。全得票数のうち3分の1以上を獲得したという。
韓国法曹界でも、弁護士の登録者数が増加しており、若手は活動、さらには待遇などで厳しい労働環境を強いられているという。同氏は、弁護士登録8年目の若手でもあり、同じ若手らとの会合にも積極的に参加し、若手の間で支持を広げていった。
今後、ナ・スンチョル氏は青年弁護士の労働条件の改善などに取り組んでいく意向だという。