資産運用会社ブラックロックが、SNSツイッターの株式8000万ドル相当を取得することが、英フィナンシャルタイムズの報道でわかった。
事情に詳しい関係筋が明らかにしたもので、新規に公募増資する形ではなく、元従業員が保有する発行済みの株式を取得する形になるという。同社はツイッターの企業価値を90億ドルと算出している。1%強の取得ということになる。
ツイッターは、サウジアラビアの大富豪アルワリード王子が2011年12月に、株式3億ドル分を取得したと発表している。この際のツイッターのバリュエーションは80億ドルとも見積もられていた。アミーラ・アル・タイール王妃がツイッター好きとしても知られ、その縁からの出資ともされている。
今回のブラックロックの株式価値算出は、ほとんど営業収益がなかった一昨年よりも上昇している。