英フィナンシャル・タイムズが発表した2013年の世界のビジネススクールランキングで、ハーバードビジネススクールが1位を獲得した。ただし、卒業生の平均年収ではスタンフォードが1位となった。
このランキングは、卒業生の卒業3年間の活躍度合い、給与などの要素を数値化し集計したもの。スタンフォード大が平均年収が19万ドルを唯一超えた。ハーバードは卒業後の報酬UP率では、スタンフォードを上回っている。
スタンフォードはシリコンバレーに、ハーバードはウォール街といった、世界のプロフィットセンターに多くの人材を送り込んでいることもあり、双璧をなした。
珍しいところでは、5位にインドのインド経営大学院アフマダバード校が入った。同校は世界でも評価が急上昇中だが、入学試験の競争率が1000倍を超えるほどの超人気エリート校としても知られる。
◆ビジネススクールランキング(左から報酬順位、総合順位、校名、平均年収、卒業前を100とした卒業後の報酬指数)
1(2) スタンフォード 19万5533 115
2(1) ハーバード 18万7432 121
3(3) ウォートン 18万6210 121
4(5) コロンビア 17万9568 123
5(26) アフマダバード 17万1188 110
6(10) シカゴ 16万4678 108
7(4) ロンドン 16万2570 124
8(9) MIT 16万810 117
9(13) NWケロッグ 16万746 99
10(14)エール 15万9647 118