31日の東京株式市場は反落し、日経平均株価は前日比56.45円安の1万1057.50円で取引が始まった。現在はプラス圏に転じている。
経産省が朝発表した昨年12月の鉱工業生産指数で前月比2.5%上昇したが、事前の市場予想を下回っていることもあり、売られてスタートしたが、利益確定売りが一巡したあとは、プラスに転じている。
外国為替市場では、円安基調は続いており、米国市場が好調なこともあり、今後もドル買い円売りの流れは進みそうにないとの楽観的な見方もある。東京市場では、主力の輸出関連銘柄などを中心に買われ、東証1部の値上がり銘柄数は、50%を超えている。
個別では、サムスン電子との資本業務提携を締結したワコムや、オリエンタルランドなどが買われている。新興のマザーズ市場は続落している。