経産省が再生エネルギーの買取価格を下げる方針を示したことについて、太陽光発電事業を行うソフトバンクの孫正義社長は31日、「経産大臣の発言を支持しますし、買取価格が下がってくるのはあるべき正しい姿」と述べた。
同社は他社と共同でソーラーシステムを建設したり、住宅の屋根を借り受けてシステムを設置する個人を募集するなど熱心事業を展開している。
「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」の価格は、1KWあたり42円と高額に設定されている。これについて、茂木経産省は、買取価格の引き下げについて言及していた。
孫氏はこの日の決算発表の場で「今後も下がってくるのは正しいあるべき姿。継続して事業の取り組みをするかはイエスです。これからも事例を率先するという役割を担っていきたい」と語った。
また、今後は太陽光だけでなく、風力発電も行う方針も明らかにした。