牛肉に馬肉が使われていることが問題となっている英国とアイルランドで、米大手ハンバーガーチェーンの「バーガーキング」でも、馬肉が混入されていたことが31日までにわかった。
これは1月に英愛両国のスーパーマーケットの牛肉から馬肉成分が発見されたことで、アイルランド食品安全局が調査を開始。同15日に、精肉工場などで使用されている調査サンプル27を選び調査。その中の3分の1以上で馬のDNAが検出される、陽性だったという事実が発表されている。
そして、英国のバーガーキングは、英高級紙ガーディアンの取材に対して、馬肉成分が混じっていたことを認めた。
騒動となってからは、精肉工場を変更するなどして対応したものの、検出されたという。英愛以外の国の精肉工場の肉も使用するなど検討をしているが、安全基準の違いや、十分な調査をできるか、など問題が残されている。