6日の東京株式市場は大幅反発し、日経平均株価は前日比189.78円高の1万1236.70円で取引が始まった。現在は上げ幅を240円以上に拡大させている。
前日に日銀の白川方明総裁が任期満了を前にして辞任の意向を表明。それを受けて、金融緩和政策がとどこおりなく実施されるとの見方が強まり、外国為替市場で円が1ドル=93円台まで売られた。
東京市場では、輸出関連銘柄を中心に買われて、13年3月期通期の業績予想を上方修正したトヨタ自動車が買われている。現在、東証1部の値上がり銘柄は9割に迫っている。
トヨタなどの自動車関連、キヤノン、コマツ、三菱UFJなどの金融を中心に買われている。一方、燃料費がかさむことになる東電は売られている。