「BRICs」生みの親、オニール氏が年内で退社

 「BRICs」という名の生みの親としても知られる、ゴールドマンサックス・アセットマネジメントのジム・オニールCEOが年内いっぱいで退社することを5日発表した。

 オニール氏は2001年に新興市場として「BRICs」を提唱し、ブラジル、ロシア、インド、中国の4カ国への投資がブームとなった。また最近では、安倍首相の金融緩和政策、いわゆる「アベノミクス」を賞賛するなどしていた。

 この日、CNBCに英国からの中継で生出演したが、引退理由は答えなかった。

 GSグループのロイド・ブランクファインCEOと、ゲイリー・コーンCOOは「ジムと家族の今後のご多幸を願っています」と感謝の言葉を贈っている。

 今後だが、過去には英中銀総裁などという話もあったが、非営利団体などで活動することになりそうだ。


ジム・オニール氏(右)

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