6日の東京株式市場は後場に入ってからも買われ、日経平均株価は前日比416.83円高の1万1463.75円で取引を終えた。2008年9月のリーマン・ショック以降では最高値となった。
この日は寄りつきから、日銀の白川方明総裁が辞任の意向を表明したことを受けて、全面高の展開に。外国為替市場の円相場が、大きく円安に触れたことを背景に、主力の輸出関連銘柄や、金融、不動産など積極的に上値を追う展開となった。
ファナック、ファーストリテイリングなど日経平均への寄与度の高い銘柄も上昇。東証1部の値上がり銘柄数は8割を超えた。