医師がSEO業界で注目ベンチャーに

 ネット社会への移行にともなって集客方法も様変わりし、いまでは自社のウェッブサイトをいかに多くの人に開いてもらうかに関心が移っている。そうしたなかで注目されているのが、ヤフー、グーグルといった検索エンジンに自社に関連するキーワードが打ちこまれると、検索結果のトップページに持ってきてくれるSEO(検索エンジン最適化)技術だ。その技術を提供する企業は数多くあるが、契約した期間内にトップページに持ってくることができたときにのみ料金をもらう成果報酬型でナンバーワン企業なのがDYMである。

大学1年生の時にすでに収入3000万円


二列目中央が水谷社長
 現在33歳の水谷佑毅社長は異色のベンチャー経営者で、杏林大学医学部を卒業して医師免許を持つ。起業のきっかけは、医学部の学費の負担を少しでも減らそうと、ネットにサイトを作り、そこに人を集めて広告料を取っていくウェブビジネスを始めたことだ。

 なんと大学1年生のときに3000万円の収入を得て、卒業年次の6年生のときには年間7000万円の売り上げがあったという。大学3年生であった2003年に有限会社DYMを設立した。

 そして、水谷社長が医師ではなくベンチャー経営者の道を選んだのは、「日本の医療現場のIT化の立ち遅れに気づき、『IT×医療』の事業で医師100人分、1000人分の社会貢献をしていきたい」と考えたから。

 その礎となるのがSEO事業なのだが、DYMの最大の強みについて人事部の佐藤泰樹チーフは「検索エンジンの表示ルールであるアルゴリズムを解析する力があること。専門のチームがいて3~6カ月毎に変更されるアルゴリズムの解析を行っており、その結果をSEOの施策としてフルに活かしている」という。
 

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