8日の東京株式市場は反落し、日経平均株価は前日比177.10円安の1万1179.97円で取り引きが始まった。東証株価指数(TOPIX)は、同7.05ポイント安の962.13で始まった。
前日の米国株式市場は続落し、NYダウは42ドル安の13944.05ドル、ナスダックは3ポイント安の3165.13で終わった。欧州中(ECB)のドラギ総裁が、ユーロ高をリスク要因の一つとして発言したこともあり続落した。
東京市場では、外国為替市場で円安が一服していることや、3連休前ということで売りが出やすい日でもあるため、輸出関連銘柄で売りが出ており、東証1部の値上がり銘柄数は21%にとどまっている。この日は株価指数オプションとミニ日経平均先物2月物の特別清算指数(SQ)算出日となっている。
個別では、大規模な人員整理を発表した富士通が買われている。