グーグルのエリック・シュミット会長は、自身が保有する自社株の40%以上を今後1年間で売却する計画であることが9日わかった。
SEC(米証券取引委員会)に提出したファイルによると、シュミット氏の保有株は760万株(クラスA、B合わせて)で、そのうちの320万株を売却する。これによって、保有比率は2.3%から1.3%に低下する。
発表した8日時点の終値ベースは、1株=785.37ドル。売却益は約25億ドルになる。
同社株は、2007年には700ドルを超えたが、翌08年には300ドル割れもあった。そこからは徐々に株価を戻して今年に入ってから再び700ドル台に戻している。