12日の東京株式市場は大幅反発し、日経平均株価は前週末比193.56円高の1万1346.72円で取引が始まった。現在は上げ幅が300円に迫ろうとする勢い。
前日の米国株式市場は下落し、NYダウは21.73ドル安の13971.24ドル、ナスダックは1.87ポイント安の3192.00で取引を終了している。めぼしい材料がない中で商いも薄く、ダウ、ナスダックともに歴史的な高値水準となっていることもあり、上値を取りに行く展開とはならなかった。
ブレイナード米財務次官の日本のデフレ脱却を支持する発言もあり、東京外国為替市場で、1ドル=94円台にまで円安が進んでおり、東京株式市場では、為替相場の流れを汲んで大きく買われてスタート。現時点では、東証1部の値上がり銘柄は8割を超えている。