日経平均続落、ガンホー買い気配

 15日の東京株式市場は続落し、日経平均株価は前日比68.07円安の1万1239.21円で取り引きが始まった。東証株価指数(TOPIX)は、同6.36ポイント安の948.52で取り引きが始まった。

 14日の米国株式市場は、NYダウが9.52ドル安の1万3973.39、ナスダックは1.78ポイント高の3198.66となった。大型の買収の発表が好感されたものの、1万4000ドルを超えてからの、史上最高値チャレンジが心理的な抵抗にもなっており、なかなか上げきらない。

 東京市場は、外国為替市場で円が対ドル、ユーロに対して強含みとなっており、それが意識されている。また、20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が開催されるため、その内容を見極めたいとの思惑からも手控えとなっている。

 個別では、ジャスダック市場のガンホーオンラインエンターテイメントが、発表した通期連結決算で増収増益で売上高約3倍、営業利益約8倍となったことを受け、サプライズから買い気配となっている。

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