政府は15日、大相撲の元横綱大鵬関(本名・納谷幸喜さん)に対して、国民栄誉賞を授与することを決定した。20人目の受賞で、25日に首相官邸で表彰式が行われる。
菅官房長官の午前の記者会見で、「昭和の大横綱として相撲界に輝かしい功績を残されるとともに、国民的な英雄として、社会に明るい夢と希望と勇気を与えることに顕著な業績があった」と理由を述べた。
納谷さんは、前人未到の32回の場所優勝を飾る。71年に引退したが、現役時代に国民栄誉賞がなかったために、受賞対象になるタイミングを逸してここまで来ていた。