手数料が高すぎると文句
王健林氏
こうして2年の月日が流れその間も交渉が続けられたが、最近やっと進展があった。新たな買い手がついたのだ。
結局、競売会社のベインブリリッジズは、競売の権利をボナムズに譲り、そこで改めてオークションが行われ、落札された。落札価格はおよそ2500万(約36億円)ポンド。
当初の約半分に落ち着いたが、既に大部分の支払いは終わっているということだ。関係者もほっと一安心というところか。ベインブリッジズにはある程度の補償金が支払われた模様だ。ちなみに今度の買い手もアジア人だというが、詳しい情報は明らかにされていない。
貴重な美術品をめぐる中国大富豪のお騒がせ事件は、何とか丸くおさまったようだ。