社長の給与UPが真の社長への道

第八回 社長の存在意義はなんといっても社員!本当の社長への昇華

 第七回では税金の仕組みをきちんと知ることが、経営をしていく上で大切であるとお話ししました。今回は社員に心から感謝をするについてです。

社員に心から感謝する


 独立したばかりの頃は、第二回に掲載したように、「年収は最低でも1億でクルーザーやフェラーリも欲しい!」といった高い目標をたてることがとても重要だと説明しました。しかし、実際にそのレベルになってきますと、何でも手に入る状況なので、逆に欲しいと思わなくなるケースが多いようです。

 さらには、この様な状況に自分がなる事が出来たのは社員のお陰であり、心から社員に感謝をするようになってきます。

 残念ながら、会社の資金繰りに毎月追われているような社長が社員に感謝をするのは相当人間が出来ていないと難しいと思います(社員が給料の遅延が発生しても会社のために頑張っているような会社は別かもしれませんが…)。

 やはり人間、誰しも自分が一番可愛いわけなので、NPOやボランティアを除き、まずは自分自身が潤っていなければ、実際問題、なかなか他人のことは考えられないのです。

 残念ながら、社長も人である事から、これが現実です。よって社長は相応の年収をもらうべきなのです。

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