社長の給与UPが真の社長への道

社員に感謝する自分を作るためにも役員報酬UP

 しかしながら、日本の中小企業の社長で1000万円以上貰っている社長はたったの25%と言われています。逆に言えば75%は1000万円未満なのです。

 つまり多くの日本の社長は多額の借金をし、自分の自宅などの資産を担保に入れ、経営という大きなリスクを背負っている割には、非常に安い給料(正確には役員報酬)しかもらっていないのが実情です。

 多くの企業が苦しい経営をしている現在、リストラ、減給など、経営陣と従業員側が対立関係になりやすい時代です。

 外資系ならいざ知らず、日本企業の場合、更に利益をあげるためにリストラ、減給を好んでやる経営者はまずいません。

 リストラや減給が避けられない状況となり、経営陣は苦渋の決断の上、従業員に告知をするのですが、もし従業員側がそれを受け入れない場合、経営陣も感情的になることでしょう。これこそ負のスパイラルです。

 まずは会社が利益を沢山だし、社長の役員報酬を上げ、その結果、社員に感謝する自分を作り出す必要があります。

 そして感謝された社員は皆、社長を慕うようになり、会社が一つの方向に向かって一致団結して邁進していく、そして更なる利益をもたらす、そういった好循環が大切なのです。

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