米NY連邦地裁がアインホーンの主張を認める

 米アップルと大手ヘッジファンドのグリーンライトキャピタルの訴訟が22日、米NY連邦地裁で行われ、同地裁はグリーンライトの訴えを認める決定を言い渡した。

 この訴えは、アップルが優先株発行の制限で会社側の権限を強化することについて、株主総会で問うことについての差し止めを求めていた。

 グリーンライトのデビッド・アインホーン氏が「iPrefs」という名の優先株案を提案をしたことで、株価が上昇するなど支持を集めているようだ。

 約10兆円にも上る現預金の使い道と、優先株についての扱いについて、株主はどちらの支持に回るのか。両者は地裁の決定のコメントを出していないが、来週には株主投票で決着する。

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