篠田さん事務所から業者指定
「東京の電通さんでお願いしたい」
「電通でお願いしたい」との会話
事業スタートありきだったのだろうか、福岡市の担当者から明確な答えはなかった。ただ、市議会でも明らかにされているが、経済効果は2億5500万円となる。経済効果から考えれば「よその自治体さんの話もお聞きすると、費用対効果は高い」とした。
自治体のプロモーション事業というものは大体にして、費用対効果が低いということでもある。だが、そこは認知度抜群のAKB48の篠田さんを起用したことで、大きな効果を生んだようだ。実に投下資本の25倍以上だ。
随意契約の見積もり
このカワイイ区事業は、地元福岡出身の篠田さんありきの市長肝いりの事業でもあり、少し強引な形で進められてきたことがこれでわかる。
ちなみに、「本人がひじょうに楽しみにしている」「住民票の金額は安くしてほしい、篠田の気持ちの問題」と事務所関係者は言うなど篠田さん自身は“男気”を見せ、ノーギャラを申し出ている点は付け加えておく。
しかし、結果として、ノーギャラとしては、素晴らしい仕事ぶりとなったようだ。