日経平均は全面高の276円高で終了

 25日の東京株式市場は大幅続伸し、日経平均株価は前週末比276.58円高の1万1662.52円で取引を終了した。2008年9月以来となる4年5カ月ぶりの高値水準となった。

 次期日銀総裁人事の観測報道が出たことで、金融緩和政策への強い期待感が現れ、寄りつきから日経平均は200円以上もあげていた。おぼ全面高で終わってみれば、東証1部の値上がり銘柄は8割を超えた。また、TPPへの交渉参加表明を行うことが想定され、好感された。

 自動車、金融、不動産などが買われ、一方で公募増資見通しからシャープは売られた。新興のマザーズ市場、東証REIT指数などもあげている。

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