日経平均は続落、東証REIT指数は1300台回復

 27日の東京株式市場の日経平均株価は続落し、終値は前日比144.84円安の1万1253.97円で取引を終えた。

 前日に引き続き、イタリア総選挙の情勢を気に掛ける動きが目立ち、日経平均先物主導で下げ幅を拡大していった。連立政権の誕生となりそうで、先行きの見通しがさらに不透明になりそうだとの見方が大勢を占めた。

 米国では与野党が、歳出の強制削減の先送りが合意しなければ3月1日に強制削減が発動するとあって、欧米の投資家はリスク回避をした模様だ。

 東京市場では、不動産株で上昇しており、東宝不動産、住友不動産などが買われた。また、東証REIT指数が8日続伸となり、終値は1308.50ポイントとなった。実にリーマンショック前の2008年8月以来、4年半ぶりに1300台を回復した。

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