3月1日の東京株式市場は反落し、日経平均株価は前日比94.65円安の1万1464.71円で取り引きが始まった。東証株価指数(TOPIX)は、同3.67ポイント安の971.99で取り引きが始まった。
前日の米国株式市場は下落し、史上最高値を目前にしているNYダウは20.88ドル安の14054.49ドル、ナスダックは2.07ポイント安の3160.19で取引を終えた。懸案である政府の歳出削減について、不可避であるとの見方が強まり、引けにかけて大きく売られた。
東京市場は、外国為替市場は円安基調ながら、売りが先行している。米国の歳出削減の期限を迎えることもあり、警戒感がある。主力株を中心に売られており、東証1部の値上がり銘柄数は38%にとどまっている。物色は小型株が中心の展開に。