米NYタイムズによると、NY大学在学中にIT企業を起業し、25歳時に7000万ドル(約65億円)で売却し、若くしてミリオネアとなった女性が、38歳となった現在、NY最高裁で麻薬取引を行っていた罪で懲役4年をこのたび言い渡された。
ジェニファー・スルタン被告もドットコムバブルに酔って人生を狂わせた一人となった。事業を売却後は、マンハッタンにペントハウスを、ハンプトンにサマーハウスをそれぞれ購入。だが、その後は、事業を起こしたものの連続して失敗し、それがきっかけてドラッグに手を染めていった。
いつしか、交際男性や元警察官らがいる密売人たちのグループに加入し、自らも売人の地位いになり下がってしまったという。
昨年7月に逮捕された時も米国内では大きく報道されたが、その際には保釈金の日本円にして約800万円の支払いもできなかった。つまり、資産はすべて使い果たして底をついていたということになる。
今後は刑務所で4年を過ごすことになる。