日経平均は上げ幅を120円以上に拡大

 8日の東京株式市場は続伸し、日経平均株価は前日比98.42円高の1万2066.50円で取り引きが始まった。現在は上げ幅を120円以上に拡大している。東証株価指数(TOPIX)は、同4.74ポイント高の1009.09で始まった。

 前日の米国株式市場は上昇し、NYダウは33.25ドル高の14329.49ドル、ナスダックは9.72ポイント高の3232.09で取引を終えた。NYダウが3営業日連続で史上最高値を更新した。8日に2月の雇用統計発表が行われるが、期待感が高まっている。

 東京市場は、外国為替市場でドルが買われていることもあり円安が一服しており、主力株を中心に買われている。株価指数先物・オプションのSQ算出への影響もあり、売買は膨らんでいる。内閣府が発表した2012年10~12月期の実質国内総生産(GDP)改定値は年率換算で0.2%増と速報値(0.4%減)から上方修正された。個別では、ファーストリテイリングが高値を更新している。

 

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