8日のニューヨーク株式市場は続伸し、ダウ工業株30種平均株価は前日比67.58ドル高の1万4397.07ドルで史上最高値を4営業日連続で更新して、取り引きを終えた。NYダウは今年に入り約10%の上昇、S&P500も8.76%の上昇で、1511.18ポイントに。この1週間でともに2%以上の上昇となった。
2月の米雇用統計が労働省から発表され、非農業部門の雇用者数、失業率ともに事前の市場予想を大きく上回ったことから、景気回復への期待感から買われ、一時は1万4400ドルを超える場面もあった。
また、NY外国為替市場でも、ドルが買われて、1ドル=96円台をつける場面もあった。
ハイテク株中心のナスダック総合指数は、前日比12.28ポイント高の3244.37で取引を終えた。