ノルウェーの政府系ファンド(SWF)である「The Norwegian Government Pension Fund Global」が8日発表した2012年のリターンは、年利13.4%で、増額分が4470億ノルウェークローネ(約7兆5200億円)となった。ファンド開設以来2番目の好成績だったという。
同ファンドによると、株式が18.1%、債券6.7%、不動産5.8%とそれぞれすべての部門でリターンが出たという。
特に株式に積極的に投資する姿勢が目立っており「60%を株式に配分して以来、最も充実したパフォーマンスとなりました」という。
世界の株高のおかげでファンド資産が増えており、また、その運用益を不動産に回しているようだ。