11日の東京株式市場は続伸し、日経平均株価は前週末比79.47円高の1万2363.09円で取り引きが始まった。東証株価指数(TOPIX)は、同10.08ポイント高の1030.58で始まった。
8日の米国株式市場は上昇しており、NYダウはさらに史上最高値を更新し、14397.07ドルまで上げている。労働省発表の2月の雇用統計は、非農業部門雇用者数、失業率ともに事前の市場予想を大きく上回るもので、買い安心感が広がった。
東京市場でも、外国為替市場でドル買いの流れが強まり円安が進み、買いスタートとなっている。トヨタなどをはじめ輸出関連が買われており、東証1部の値上がり銘柄は8割に迫っている。
また、世界初となる海底に眠るメタンハイドレートからのガス採取が行われることから、日本海洋掘削が買い気配となっている。