3月に入ってから中国で急激に離婚するカップルが増えている。これは不動産課税の税制改正に絡むもので、離婚が抜け道となるための行動だと見られている。
上海日報などが伝えたもので、中国政府が不動産価格の異常な上昇を抑えるために新たな税制を定める法案を公表したが、ところが、夫婦所有物件については、離婚した場合には課税対象に入っていないという抜け道があったのだという。
特に上海、南京、武漢、他の大都市で離婚が駆け込みで届けられている模様だという。実際に中国国民が最も効率が良い投資として、資金を入れているのが不動産であり、死活問題でもある。
ただし、「偽装離婚」の例も取り上げられており、転売した後に再婚するという計画を立てている夫婦もいるのだという。