ニトリが総合職1人あたり2.31%給与UP

 ニトリホールディングスは11日、総合職社員の月例給を、1人あたり平均で2.31%、金額にして7159円の引き上げを行うことで労使が合意したと発表した。

 1人あたり平均の定期昇給は5051円、ベースアップが2108円となった。

 同社は、「デフレが続く中、当社はこれまでも物価の変動に左右されることなく、社会水準を上回る給与の引き上げに
取り組んでまいりました」としている、前年実績は1人あたり2.01%、金額は6126円だった。

 同社にとっては、現在の円安基調は逆風となち、1円あたりの円安で約11億円の影響が出るという。しかし、政府のデフレ脱却に向けた賃金引き上げ要請や、他社動向を見て、社員自身の消費行動につながるものと考えたという。

よかったらシェアしてね!
目次
閉じる