新たなローマ法王を選ぶローマ法王庁の会議「コンクラーベ」が13日行なわれ、アルゼンチンのホルヘ・マリオ・ベルゴリオ枢機卿(76)を第266代法王に選出された。フランチェスコ1世となる。中南米からは初。
ベネディクト16世が高齢を理由に引退を表明し、後継者を選ぶため世界中から枢機卿が集まっていた。
今回の選挙は、カトリック世界の人口構成の変化が大きな要因だと見られる。
カトリック界の人口構成はこの1世紀で大きく様変わりし、欧州が24%に対して、ラテンアメリカが39%と最大勢力となっている。人数にしても中南米が4億人超と、欧州の2億5000万人を超えていることが、選挙結果に影響したようだ。
フランチェスコ1世は、ベネディクト16世が選ばれた05年のコンクラーベでは2位だった。