SEC(米証券取引委員会)は、SACキャピタルアドバイザーズのインサイダー取引事件で、6億ドル(約570億円)を支払うことで和解することで合意したと発表した。インサイダー事件のSEC関連の和解金としては史上最大額となる。
SACは、製薬業界の株式取り引きで、事前に情報を引き出そうとしたとして、元ポートフォリオマネージャーのマシュー・マートマ被告が告発され、現在は公判中だ。
また、SECの調査によれば、元社員が上司からインサイダー情報の収集を命令されたとする証言も出ている。
今回、SACキャピタル側は、コメントは出していない。