「スケスケヨガパンツ」がリコール騒ぎとなった、カナダのアパレルブランド「ルルレモン・アレスティカ」は3日、検証結果と製造責任者の退任を同時に発表した。
ルルレモンは、黒のヨガパンツを発売したが、スケスケで中身が見えるとの消費者の声で、リコール騒動に発展していた。
同社は原因の検証を行い、様々な素材の組み合わせの可能性に対しての「テストが不完全であった」との結論を出した。
製造には台湾、ベトナムの企業があたった。ただし、製造改革や監督などでルルレモンが自社に責任の所在を置いた形だ。
また、同パンツの製造責任者であるチーフ・プロダクト・オフィサーのシェリー・ウォーターソン氏が会社を去ったと発表した。ウォーターソン氏は2008年に入社し業績拡大に寄与しており、クリスティン・デーCEO(最高経営責任者)は「シェリーはデザインの分野で、長年にわたってルルレモンに多大な貢献をしてくれ、感謝したい」とした。
ヨガブームに乗って、ヨガパンツでトップシェアを誇る規模に成長したが、この騒動で、短期間で株価も大きく下落していた。
ルルレモンHPより