国内ポータル最大手ヤフージャパンを運営するヤフーは4日、不正なアクセスを検知したために、不正アクセスを遮断したと発表した。
同社によると、ヤフージャパンで2日午後9時10分ごろ、サイトのユーザー名、不可逆暗号化されたパスワード、登録メールアドレス、パスワードを忘れてしまった場合の再設定に必要な情報の一部を不正に抽出しようとしているプログラムが作動していることを発見したという。
そのため、すぐにプログラムを強制停止させて不正アクセスを遮断したという。約127万件のデータが抽出されたファイルが作成されていたが、当該ファイルは外部に持ち出されてはいないという。
今後は、今回の事態を厳粛に受けとめ、全社を挙げて原因究明と再発防止に取り組んでいくという。
