5日の東京株式市場は続伸し、日経平均株価は前日比500円以上の上げ幅となっている。2008年8月以来の1万3000円台の回復となった。
前日のの米国株式相場は上昇し、NYダウは55.76ドル高の14606.11ドル、ナスダックは6.38ポイント高の3224.98で取引を終えた。翌日に雇用統計の発表を控えているため、上値は限定される形となった。
日銀の政策決定会合で、さらなる金融緩和政策が決定され、ETF、不動産投資信託などのリスク資産の割合をさらに増額することも影響し、東京市場は全面高となっている。東証1部の値上がり銘柄は90%を超えている。
個別では、金融緩和が意識され、陽光都市開発、いちごホールディングス、原引産など不動産関連が値上がり上位を占めている。